本格酸辣湯(サンラータン)の作り方

スープ

豚ロース肉と細切りの具を鶏がらスープで煮て、ゆるいとろみを付けてから卵を細く流します。白こしょうで辛味を付け、火を止めてから米酢を混ぜることで、ふんわりした卵とさわやかな酸味を残します。

材料(2〜3人分)

  • 豚ロース肉 薄切り(厚さ2〜3mm):80g
  • 絹ごし豆腐:150g
  • たけのこ水煮(水気を切ったもの):60g
  • 生しいたけ:40g
  • 乾燥きくらげ(乾燥重量):4g
  • 卵:1個(正味50g)
  • 長ねぎ:25g
  • 生姜:8g
  • 水(きくらげ戻し用):300cc
  • 水(スープ用):600cc(煮詰まりやとろみの調整用に熱湯を別途少量)
  • 顆粒鶏がらスープ(有塩タイプ):9g
  • 紹興酒(豚肉の下味用):6g
  • 濃口醤油(豚肉の下味用):3g
  • 片栗粉(豚肉の下味用):4g
  • 紹興酒(スープ用):12g
  • 濃口醤油(スープ用):12g
  • 砂糖:4g
  • 塩:0〜1.2g(仕上げの調整用)
  • 白こしょう:1.0g
  • 米酢:30〜40g
  • 片栗粉(とろみ用):15g(10g分から加え、残りは調整用)
  • 水(水溶き片栗粉用):30cc
  • ごま油:5g
  • ラー油:6g(辛さを控える場合は3gから)

材料比率の目安

スープ用の水600cc(約600g)を100%とすると、米酢は5〜6.7%、片栗粉(とろみ用)は1.7〜2.5%、豚ロース肉は約13%、絹ごし豆腐は25%を目安とします。米酢は30g、とろみ用の片栗粉は10g分から加えて調整します。豚肉の下味用の片栗粉4gは別に使います。

下準備

  • 乾燥きくらげ4gはさっと洗い、水300ccを使って袋の表示に従い、全体が開いて硬い部分がなくなるまで戻します。洗って水気を切り、硬い石づきを除いて3〜5mm幅に切ります。戻し汁はスープに使いません。
  • 豚ロース肉80gは繊維を断つ方向に、幅5mm、長さ3〜4cm程度に切ります。紹興酒6gと濃口醤油3gをもみ込んでから片栗粉4gを加え、全体に薄くまとわせます。
  • 絹ごし豆腐150gは表面の水気を軽く切り、5mm角、長さ3〜4cm程度の細切りにします。
  • たけのこ水煮60gはさっと洗って水気を切り、3〜5mm幅、長さ3〜4cm程度に切ります。生しいたけ40gは石づきを除き、かさは薄切り、やわらかい軸は細く裂きます。
  • 長ねぎ25gは薄い小口切り、生姜8gは細切りにします。
  • 卵1個は白身と黄身が均一になるまで溶きほぐします。
  • とろみ用の片栗粉15gと水30ccを混ぜ、水溶き片栗粉を作ります。

作り方

  1. 鍋に水600cc、顆粒鶏がらスープ9g、生姜8gを入れ、中火で煮立てます。
  2. たけのこ60g、生しいたけ40g、戻したきくらげを加え、中火で2〜3分煮ます。しいたけがしんなりし、たけのこまで十分に熱くなった状態を目安にします。
  3. 火を少し弱め、下味を付けた豚ロース肉を少量ずつほぐして加え、肉同士がくっつかないようにやさしく混ぜます。再びふつふつ煮立ったら2〜3分を目安に、肉の中心が75℃以上で1分間加熱され、中心まで白くなるまで煮ます。アクが出たら取り除きます。
  4. 絹ごし豆腐150g、長ねぎ25g、紹興酒12g、濃口醤油12g、砂糖4gを加え、豆腐を崩さないよう底からそっと混ぜます。再びふつふつ煮立ったら1〜2分煮て、豆腐の中心まで温めます。味を見て、塩味が強ければ熱湯を少量加えて整えます。
  5. 火を弱め、水溶き片栗粉を混ぜ直し、まず2/3量(片栗粉10g分)を少しずつ加えながら鍋底から静かに混ぜます。中火にして全体がふつふつ煮立ってから30秒〜1分加熱し、れんげの表面を薄く覆い、傾けると滑らかに流れるとろみにします。足りなければ火を弱め、残りの水溶き片栗粉を混ぜ直して少しずつ加え、再び煮立てます。全量使う必要はありません。
  6. スープがふつふつ煮立っているところへ、溶き卵50gを細く回し入れます。卵が帯状に浮くまで待ってからそっと混ぜ、半透明な部分がなくなり、ふんわり固まるまで加熱します。
  7. 白こしょう1.0gを加えて混ぜ、火を止めます。
  8. 米酢30g、ごま油5g、ラー油6g(辛さを控える場合は3g)を加え、全体をやさしく混ぜます。味を見て、米酢は合計40gまで、ラー油は合計6gまで加減します。塩は必要な場合だけ少量ずつ、合計1.2gまで加えます。再沸騰させず、器へ盛って熱いうちに食卓へ出します。

補正条件

使用する調味料や調理時の条件によって仕上がりに差が出るため、必要に応じて以下の範囲で補正します。

  • 塩味の補正:顆粒鶏がらスープと濃口醤油に塩分があるため、塩は初めから入れず、酢まで加えた仕上げの味で調整します。
  • とろみの補正:豚肉の下味に使った片栗粉でもとろみが付くため、水溶き片栗粉は様子を見て加減します。とろみが強ければ、卵を入れる前に熱湯を少量加えてのばし、再び煮立てます。