チキンソテーの作り方

洋食

鶏もも肉の厚さをそろえ、冷たいフライパンから皮を広げて焼くと、脂がゆっくり抜けて皮が香ばしく仕上がります。ふたをせず、皮が浮く部分だけ軽く押さえて焼き、仕上げのレモンバターソースは身側に添えます。

材料(4人分)

  • 鶏もも肉:4枚(約1000g・皮付き、骨なし)
  • 塩:10g(鶏肉用)、適量(ソースの仕上げ用)
  • 黒こしょう:1g(仕上げ用)
  • にんにく:20g
  • オリーブオイル:10ml
  • バター:20g
  • レモン果汁:10〜20ml
  • 水:20ml(ソース用)

材料比率の目安

鶏もも肉を100%とした重量比は、鶏肉に振る塩1%、にんにく2%、バター2%が目安です。オリーブオイルは鶏肉100g当たり1ml、レモン果汁は1〜2mlを使います。鶏肉の実際の重さに合わせて下味の塩を調整します。

下準備

  • 鶏もも肉は余分な脂と筋を除き、厚い部分へ切り込みを入れて厚さ2cm程度にそろえます。
  • 皮だけにフォークで数か所浅く穴を開け、両面の水分を丁寧に拭きます。
  • にんにくは皮をむいて包丁の腹でつぶします。バターは小さく切り、使うまで冷蔵します。鶏肉は焼く直前に両面へ塩を振ります。
  • 4人分は26〜28cm程度のフライパン2枚を用意し、鶏肉を2枚ずつ焼きます。フライパン1枚で2人分を作る場合は、鶏肉2枚、塩5g、にんにく10g、オリーブオイル5mlを使い、ソースの材料と黒こしょうも半量にします。

作り方

  1. 冷たいフライパン2枚にオリーブオイル5mlとにんにく10gずつを入れ、鶏肉を皮目を下にして2枚ずつ置きます。肉同士に隙間をあけ、皮全体を鍋底に広げます。弱めの中火にかけ、焼き始めに皮が浮く部分だけフライ返しで軽く押さえます。重しやふたは使いません。
  2. 皮側を10〜15分を目安に焼きます。にんにくは時々返し、薄いきつね色になったものから取り出します。溜まった脂をこまめに拭き、鍋底には薄い油膜を残します。途中で皮の端を少し持ち上げて焼き色を確認し、全体がきつね色でぱりっとするまで焼きます。色づきが早い場合は火を弱めます。
  3. 鶏肉を返し、ふたをせずに弱火で4〜6分を目安に焼きます。1枚ずつ最も厚い部分の中心温度が75℃で1分以上になったことを確認し、火が通ったものから取り出します。温度が足りない場合は弱火で追加加熱します。
  4. 鶏肉を網にのせて皮を上にし、ふたやホイルをかぶせず3分ほど休ませます。この間にソースを作ります。
  5. ソースは片方のフライパンでまとめて作ります。火を止め、余分な脂と黒い焦げを拭き取ります。強い熱が落ち着いたら水20mlを加え、弱火にかけて鍋底の茶色い焼き付きを溶かします。水分を残した状態で火を止め、冷たいバター20gを少しずつ加え、フライパンを揺すってなじませます。
  6. レモン果汁10mlを混ぜ、味を見て残りを少量ずつ加えます。ソースの塩味が足りない場合だけ、仕上げ用の塩を少量加えます。鶏肉を切って皮を上にして盛り、黒こしょうを振ります。ソースは身側か皿へ添えます。取り出しておいたにんにくを添え、温かいうちに食べます。

補正条件

鶏肉の厚さ、皮の焼き色、中心温度、バターの塩分、レモンの酸味を見て調整します。

  • メーカー補正:バターの塩分に合わせ、ソースを味見してから塩を加減します。レモン果汁は少量から加え、鶏肉に合う酸味に整えます。肉が小さくても厚い部分があれば火の通りは遅くなるため、重さだけで焼き時間を短縮しません。
  • 季節補正:季節にかかわらず鶏肉は焼く直前まで冷蔵し、表面の水分を拭いてから焼きます。冷たさや厚さで加熱時間が変わるため、皮の焼き色と中心温度で判断します。