ビーフシチューの作り方
牛すね肉の表面をしっかり焼き、赤ワインと香味野菜でゆっくり煮ると、ソースに肉のうま味と濃い色が加わります。じゃがいもは後半に加え、肉がほぐれる状態と野菜の形を両立させます。
材料(4人分)
- 牛すね肉:600g
- 玉ねぎ:300g
- にんじん:200g
- じゃがいも:300g
- マッシュルーム:150g
- 赤ワイン:300ml
- 水:700ml(煮込み用。蒸発分を補う湯・濃度調整用の水は別途)
- トマトペースト:30g
- 薄力粉:30g
- バター:30g
- 炒め油:20ml
- 塩:下味用6g、仕上げ用2gを目安に味を見て調整
- 黒こしょう:1g
- ローリエ:1枚
材料比率の目安
牛すね肉を100%とした重量比は、玉ねぎ50%、にんじん約33%、じゃがいも50%、薄力粉5%、下味用の塩1%です。牛すね肉100gに対し、赤ワイン50ml、水約117mlが目安です。水700mlは煮込み始めの量とし、蒸発分は途中で補い、最後にソースの濃度を整えます。
下準備
- 牛すね肉は4〜5cm角に切って表面の水分を拭き、塩6gと黒こしょう1gを振ります。焼く直前に薄力粉30gを薄くまぶし、まぶし切れずに残った粉は取っておきます。
- 玉ねぎは2cm幅、にんじんとじゃがいもは3〜4cm程度の大きめのひと口大、マッシュルームは半分に切ります。
- じゃがいもは切った後に水へ5分さらし、水気を切ります。
作り方
- 厚手の鍋に炒め油20mlを入れて中火で熱し、牛すね肉を重ならないよう数回に分けて焼きます。各面に濃い茶色の焼き色がついたら取り出し、出てきた肉汁も取っておきます。粉が黒く焦げそうなら火を弱めます。
- 同じ鍋に玉ねぎ、にんじん、マッシュルームを入れ、中火で5〜7分を目安に玉ねぎがしんなりするまで炒めます。トマトペースト30gを加えて約1分炒め、残った薄力粉があれば加えて、粉気がなくなるまで弱めの中火で炒めます。
- 赤ワイン300mlを加え、鍋底の茶色い焼きつきをこそげながら中火で5〜7分を目安に、ワインの量が約半分になるまで煮詰めます。
- 牛肉と肉汁を戻し、水700ml、ローリエを加えます。沸騰後にあくを除き、ふたを少しずらして、煮汁が静かにふつふつする弱火でまず70〜90分煮ます。時々鍋底から静かに混ぜ、煮汁が減って肉が大きく露出したら、別途の湯を適宜足します。
- 牛肉に竹串を刺し、硬い場合はじゃがいもを加えずに、20〜30分ずつ煮込みを延長します。肉に竹串が少ない抵抗で入るまで煮て、先にやわらかくなったにんじんは取り出しておきます。
- じゃがいもを加え、弱火で20〜30分を目安に煮ます。牛肉に竹串が抵抗なく通り、じゃがいもも中心までやわらかくなれば煮上がりです。じゃがいもが先に煮えた場合は取り出し、牛肉がやわらかくなるまで煮込みを続けます。
- ローリエを取り除きます。ソースが水っぽい場合は牛肉と形の残った野菜を一度取り出し、ふたを外して弱めの中火で混ぜながら煮詰めます。スプーンの背を薄く覆い、傾けるとゆっくり流れる濃度が目安です。濃過ぎる場合は別途の水を少しずつ加えます。
- 取り出しておいた具材を戻して中まで温め、火を止めてバター30gをなじませます。味を見て仕上げ用の塩を少しずつ加えます。肉がほぐれるやわらかさで、じゃがいもの形が残り、ソースに艶があれば完成です。
補正条件
使用する赤ワインやバターによって仕上がりに差が出るため、必要に応じて補正します。
- メーカー補正:赤ワインの酸味だけを理由に煮詰め時間を延ばさず、約半量を目安にします。バターの塩分に応じ、仕上げ用の塩2gは目安として味を見て加減します。