京風おでんの作り方
大根、里芋、こんにゃくをそれぞれ下ゆでし、薄口醤油で整えた昆布とかつお節のだしで静かに煮ます。京がんもへつゆを含ませ、生湯葉は食べる直前に加えて、澄んだつゆと具材のやわらかさを保ちます。
材料(4人分)
- 大根:500g
- 里芋:300g
- 京がんも:200g(4個)
- 生湯葉:150g
- 卵:4個
- こんにゃく:200g
- 水:1500ml(だし用。下ゆで・分量調整用は別途適量)
- 昆布:15g
- かつお節:25g(薄削り)
- 薄口醤油:40ml(仕上げの追加用は別途5mlまで)
- みりん:30ml
- 酒:30ml(食塩無添加)
- 塩:3g(つゆ用。里芋の下処理用は別途適量)
材料比率の目安
大根500gを100%として、里芋60%、京がんも40%、こんにゃく40%、生湯葉30%です。大根100g当たり、だし280ml、薄口醤油8ml、みりんと酒は各6mlを目安にします。
下準備
- 水1500mlに昆布を30分浸し、弱火で60℃程度に温め、その温度を30分ほど保ってから昆布を取り出します。沸騰直前まで温めて火を止め、かつお節を加えて2分置き、押し絞らずにこします。だし1400mlを量り、足りない分は水で補います。
- 大根は3cm厚さに切って皮を厚めにむき、面取りして片面に浅く十字の隠し包丁を入れます。かぶる量の水からゆで、沸騰後18~25分を目安に、中心まで竹串がすっと通るまで下ゆでして水気を切ります。
- 里芋は皮をむき、大きいものは切って大きさをそろえます。下処理用の塩でもんで洗い、別鍋で沸騰後12~18分を目安に、竹串がすっと通るまで下ゆでします。水に取ってぬめりをやさしく洗い、水気を切ります。こんにゃくは三角形に切り、沸騰した湯で2分下ゆでして水気を切ります。
- 卵は沸騰した湯で9分ゆで、冷水に取って殻をむきます。京がんもはざるにのせて熱湯を回しかけ、水気を切ります。生湯葉は食べやすい大きさに折るか切ります。
作り方
- 鍋にだし1400ml、薄口醤油40ml、みりん、酒、つゆ用の塩3gを入れて中火にかけます。塩気の強い商品を使う場合は補正条件に従います。沸騰する前に弱火にします。
- 大根、里芋、こんにゃくを加え、ふたを少しずらして20~25分を目安に煮ます。煮汁は表面が静かに揺れる85~90℃を保ち、かき混ぜません。里芋は途中で柔らかさを確認し、角が崩れ始めるようなら先に取り出します。
- ゆで卵と京がんもを加えて10~15分、同じ火加減で煮ます。京がんもは途中で一度そっと返し、両面につゆを含ませます。
- 火を止め、取り出した里芋があれば戻して30分休ませます。食べる直前に弱火で具材の中心まで温め直し、生湯葉を加えて2~3分温めます。
- 大根と里芋が芯なく柔らかく、京がんもにつゆが含まれ、生湯葉が温まり、つゆが澄んでいれば出来上がりです。つゆを少量取って冷まし、具材と合わせて味を見ます。濃い場合は水を少量ずつ加え、薄い場合は補正条件に従って調えます。ひと温めして火を止め、具材を崩さないように盛り、つゆを注ぎます。
補正条件
調味料の塩分や具材の状態に合わせて調整します。
- メーカー補正:薄口醤油や京がんもの塩気が強い場合は、薄口醤油とつゆ用の塩を控えめに加え、仕上げに少量ずつ足して調えます。色の淡さだけで塩気を判断しません。
- 季節補正:里芋の下ゆでは季節だけで決めず、大きさと竹串の通りで判断します。小さな新里芋は10分から確認し、大きいものや硬いものは18分を超えても必要なだけゆでます。春大根などから水分が出ても一律に調味料を増やさず、仕上げに薄いと感じた場合のみ薄口醤油を少量ずつ、基本の40mlに対して追加5mlまで加えます。