クラムチャウダーの作り方

スープ

砂をこし取ったあさりの蒸し汁に、ベーコンと香味野菜の旨味を重ねます。薄力粉を炒めてから牛乳を少しずつ加え、鍋底から混ぜながら煮て、なめらかなとろみに仕上げます。あさりの身は最後に戻して火を通し、生クリームでまろやかさを加えます。

材料(4人分)

  • 殻付きあさり:600g
  • 白ワイン:120ml
  • じゃがいも:250g
  • 玉ねぎ:250g
  • セロリ:100g
  • ベーコン:100g
  • にんにく:10g
  • 無塩バター:40g
  • 薄力粉:40g
  • 牛乳:700ml、適量(濃度調整用)
  • 生クリーム:100ml
  • 塩:適量(仕上げ用)、15g(砂抜き用の水500mlに対して)
  • 白こしょう:少々
  • パセリ:適量
  • 水:適量(砂抜き用・じゃがいもの下処理用)

材料比率の目安

殻付きあさり100gに対し、牛乳約117ml、白ワイン20ml、薄力粉6〜7gを目安にします。蒸し汁の量やじゃがいもの煮崩れでとろみが変わるため、仕上げに牛乳で濃さを調整します。塩はあさりとベーコンの塩分を確かめてから補います。

下準備

  • 水500mlに塩15gの割合で約3%の塩水を作ります。殻付きあさりをバットに重ねずに並べ、殻の上部が少し出る程度まで塩水を注ぎます。アルミホイルなどをふんわりかぶせて暗くし、涼しい場所で2〜3時間を目安に砂抜きします。暑い時期は冷蔵庫に入れます。砂抜き後は塩水を捨て、殻をこすり合わせて流水で洗い、水気を切ります。
  • じゃがいもと玉ねぎは皮をむき、セロリは筋を取って、1cm角に切ります。ベーコンは1cm角(薄切りの場合は1cm幅)に切り、にんにくとパセリはみじん切りにします。
  • じゃがいもは切ったあと水に5分ほどさらし、水気を切ります。牛乳と生クリームは使う直前まで冷蔵庫に入れ、あさりの加熱を確認する中心温度計を用意します。

作り方

  1. 鍋に殻付きあさりと白ワインを入れてふたをし、中火で3〜5分を目安に蒸します。途中で鍋を軽く揺すり、殻が開いたものから取り出します。最後まで開かなかったものは取り除きます。身は仕上げにスープへ戻して、中心まで加熱します。
  2. 蒸し汁は底の砂を巻き上げずに静かに注ぎ、ぬらした清潔なガーゼを敷いたざるでこします。鍋底に残った砂は加えません。あさりの身は殻から外してふたをし、蒸し汁とは別にしておきます。同じ鍋を使う場合は砂を洗い流し、水気を拭きます。
  3. 鍋にバターとベーコンを入れて弱めの中火で炒め、ベーコンの脂が出て薄く色づいたら、にんにく、玉ねぎ、セロリを加えます。玉ねぎが透き通ってしんなりするまで5〜7分を目安に、焦がさず炒めます。薄力粉を振り入れ、粉が油脂と具になじんで白い粉が見えなくなるまで、弱火で1〜2分炒めます。
  4. いったん火を止め、冷たい牛乳700mlを5〜6回に分けて加えます。最初は少量ずつ注ぎ、その都度へらで鍋底から混ぜて粉のかたまりをのばします。均一になったら蒸し汁とじゃがいもを加え、弱めの中火にかけます。ふつふつと小さな泡が上がったら弱火にし、鍋底をこするようにときどき混ぜながら10〜15分を目安に煮ます。じゃがいもの中心に竹串がすっと通るまで火を通します。
  5. あさりの身を戻して混ぜ、身の中心温度が85〜90℃に達してから90秒以上加熱します。激しく沸騰させず、必要な加熱を終えたら生クリームを加え、全体が温まったところで火を止めます。スプーンからとろりと流れ落ちる濃さを目安にし、重すぎる場合は濃度調整用の牛乳を少量ずつ加えて温めます。
  6. まず塩を加えずにスープと具を一緒に味見し、塩味が足りない場合だけ塩を1gずつ加えて調えます。白こしょうを加えて器に盛り、パセリを散らします。

補正条件

使用する調味料や調理時の気温によって仕上がりに差が出るため、必要に応じて以下の範囲で補正します。

  • メーカー補正:ベーコンやあさりの蒸し汁の塩分によって、仕上げに必要な塩の量が変わります。無塩バターを使い、塩は具も一緒に味見してから加えます。乳製品のコクが強い場合やとろみが重い場合は、牛乳を少量ずつ加えて調整します。
  • 季節補正:冬場も牛乳を室温に戻す必要はありません。冷たい牛乳を加えた後は、決めた時間で煮終えず、とろみとじゃがいもの火通りを確認します。砂抜きを終えたあさりと乳製品は使う直前まで冷蔵し、完成したスープは温かいうちに提供します。